【アクリル】
耐用年数:6~7年
外壁塗装の塗料の中では一番安いが強度は強い。
溶剤系と水溶系があり、溶剤系は打ちっぱなしコンクリートに、水溶系はモルタルやコンクリートに使われる。
透明なので、素材の色がそのまま出る。
耐水性や耐候性が高いが、汚れやすく、クラックができやすい。
【ウレタン】耐用年数:8~10年
機能的にもバランスのいい塗料で、硬度、耐候性、耐水性、耐油性が高い。耐摩耗性も高く、はがれにくい。
肉厚で光沢のある仕上がりに。
やわらかく、下地の動きに従っていくので、木造建築によく使われる。
耐久性はそれほど高くなく、経年による変色の可能性もある。
【シリコン】
耐用年数:14~15年
安全性が高く、人にもやさしい素材。
紫外線に強く、耐水性、耐薬品性、耐久性も高い。
汚れがつきにくく、落としやすい。
水溶系はモルタルやコンクリート、溶剤系は打ちっぱなしコンクリートに使われることが多く、外壁塗装では主流な塗料。
【光触媒】
耐用年数:20年
光触媒効果と超親水現象のメカニズムを取り入れ、太陽光と雨できれいになる仕組み。紫外線が表面の汚れを分解し、雨が汚れの下に入り込むことで、汚れを自然に落とす。
コストは通常の塗料の2倍ともいわれるが、耐用年数は長い。
日陰の部分では効果があまりない。